一点差で落ちると、考えてしまいがちですが・・・
情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和4年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問49
ITサービスの利用者からの問合せに自動応答で対応するために、チャットボ
ットを導入することにした。このようにチャットボットによる自動化が有効
な管理プロセスとして、最も適切なものはどれか。
ア インシデント管理
イ 構成管理
ウ 変更管理
エ 問題管理
問50
120kステップのソフトウェアを開発した。開発の各工程における生産性の実
績が表のとおりであるとき、開発全体の工数は何人月か。ここで、生産性は1
人月当たりのkステップとする。
ア 10
イ 12
ウ 24
エ 50
問51
ITサービスマネジメントにおけるSLAに関する次の記述において、a、bに当て
はまる語句の組合せとして、適切なものはどれか。
SLAは、( a )と( b )との間で交わされる合意文書である。( a )
が期待するサービスの目標値を定量化して合意した上でSLAに明記し、( b )
はこれを測定・評価した上でサービスの品質を改善していく。
情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和4年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問46
a〜dのうち、ファシリティマネジメントに関する実施事項として、適切な
ものだけを全て挙げたものはどれか。
a コンピュータを設置した建物への入退館の管理
b 社内のPCへのマルウェア対策ソフトの導入と更新管理
c 情報システムを構成するソフトウェアのライセンス管理
d 停電時のデータ消失防止のための無停電電源装置の設置
ア a、c
イ a、d
ウ b、d
エ c、d
問47
ソフトウェア保守に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 本番環境で運用中のシステムに対して、ソフトウェアの潜在不良を発見
し、障害が発生する前に修正を行うことはソフトウェア保守には含まれ
ない。
イ 本番環境で運用中のシステムに対して、ソフトウェアの不具合を修正す
ることがソフトウェア保守であり、仕様変更に伴う修正はソフトウェア
保守には含まれない。
ウ 本番環境で運用中のシステムに対して、法律改正に伴うソフトウェア修
正もソフトウェア保守に含まれる。
エ 本番環境で運用中のシステムに対する修正だけでなく、納入前のシステ
ム開発期間中に実施した不具合の修正もソフトウェア保守に含まれる。
問48
システム開発プロジェクトの品質マネジメントにおいて、品質上の問題と原
因との関連付けを行って根本原因を追究する方法の説明として、適切なもの
はどれか。
ア 管理限界を設定し、上限と下限を逸脱する事象から根本原因を推定する。
イ 原因の候補リストから原因に該当しないものを削除し、残った項目から
根本原因を紋り込む。
ウ 候補となる原因を魚の骨の形で整理し、根本原因を検討する。
エ 複数の原因を分類し、件数が多かった原因の順に対処すべき根本原因の
優先度を決めていく。
情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和4年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問43
図のアローダイアグラムにおいて、作業Bが2日遅れて完了した。そこ
で、予定どおりの期間で全ての作業を完了させるために、作業Dに要員
を追加することにした。作業Dに当初20名が割り当てられているとき、
作業Dに追加する要員は最少で何名必要か。ここで、要員の作業効率は
一律である。
ア 2
イ 3
ウ 4
エ 5
問44
ITサービスマネジメントにおけるインシデント管理の目的として、適切
なものはどれか。
ア インシデントの原因を分析し、根本的な原因を解決することによっ
て、インシデントの再発を防止する。
イ サービスに対する全ての変更を一元的に管理することによって、変
更に伴う障害発生などのリスクを低減する。
ウ サービスを構成する全ての機器やソフトウェアに関する情報を最新、
正確に維持管理する。
エ インシデントによって中断しているサービスを可能な限り迅速に回
復する。
問45
ブラックボックステストに関する記述として、適切なものはどれか。
ア プログラムの全ての分岐についてテストする。
イ プログラムの全ての命令についてテストする。
ウ プログラムの内部構造に基づいてテストする。
エ プログラムの入力と出力に着目してテストする。