情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和6年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問7
システム開発の上流工程において,業務プロセスのモデリングを行う
目的として,最も適切なものはどれか。
ア 業務プロセスで取り扱う大量のデータを,統計的手法やAI手法
などを用いて分析し,データ間の相関関係や隠れたパターンなど
を見いだすため
イ 業務プロセスを可視化することによって,適切なシステム設計の
ベースとなる情報を整備し,関係者間で解釈を共有できるように
するため
ウ 個々の従業員がもっている業務に関する知識・経験やノウハウを
社内全体で共有し,創造的なアイディアを生み出すため
エ プロジェクトに必要な要員を調達し,チームとして組織化して,
プロジェクトの目的の達成に向けて一致団結させるため
問8
表はA社の期末の損益計算書から抜粋した資料である。当期純利益が
800百万円であるとき,販売費及び一般管理費は何百万円か。
ア 850
イ 900
ウ 1,000
エ 1,200
問9
企業の戦略立案やマーケティングなどで使用されるフェルミ推定に関
する記述として,最も適切なものはどれか。
ア 正確に算出することが極めて難しい数量に対して,把握している
情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。
イ 特定の集団と活動を共にしたり,人々の動きを観察したりするこ
とによって,慣習や嗜好,地域や組織を取り巻く文化を類推する
手法である。
ウ 入力データと出力データから,その因果関係を統計的に推定する
手法である。
エ 有識者のグループに繰り返し同一のアンケート調査とその結果の
フィードバックを行うことによって,ある分野の将来予測に関す
る総意を得る手法である。
(正解)
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問7
システム開発の上流工程において,業務プロセスのモデリングを行う
目的として,最も適切なものはどれか。
従業員が業務の流れを理解できるように図にすること
ア 業務プロセスで取り扱う大量のデータを,統計的手法やAI手法
などを用いて分析し,データ間の相関関係や隠れたパターンなど
を見いだすため
イ 業務プロセスを可視化することによって,適切なシステム設計の
ベースとなる情報を整備し,関係者間で解釈を共有できるように
するため
ウ 個々の従業員がもっている業務に関する知識・経験やノウハウを
社内全体で共有し,創造的なアイディアを生み出すため
エ プロジェクトに必要な要員を調達し,チームとして組織化して,
プロジェクトの目的の達成に向けて一致団結させるため
問8
表はA社の期末の損益計算書から抜粋した資料である。当期純利益が
800百万円であるとき,販売費及び一般管理費は何百万円か。
全部逆算で
当期純利益800=税抜前の利益1150
特別利益50 =経常利益 1100
営業外利益100 =営業利益 1000
売上総利益2000 =販管費 1000
ア 850
イ 900
ウ 1,000
エ 1,200
問9
企業の戦略立案やマーケティングなどで使用されるフェルミ推定に関
する記述として,最も適切なものはどれか。
ア 正確に算出することが極めて難しい数量に対して,把握している
情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。
イ 特定の集団と活動を共にしたり,人々の動きを観察したりするこ
とによって,慣習や嗜好,地域や組織を取り巻く文化を類推する
手法である。フィールドワーク?
ウ 入力データと出力データから,その因果関係を統計的に推定する
手法である。回帰分析?因果分析?
エ 有識者のグループに繰り返し同一のアンケート調査とその結果の
フィードバックを行うことによって,ある分野の将来予測に関す
る総意を得る手法である。デルファイ法