情報処理技術者試験 応用情報処理の令和4年度春問
題を2問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問13
ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系
に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。
ア 現用系から待機系ヘ定期的に送信され、現用系が動作中であるこ
とを示すメッセージが途切れたとき
イ 現用系の障害をオペレータが認識し、コンソール操作を行ったとき
ウ 待機系が現用系にたまった処理の残量を定期的に監視していて、残
量が一定量を上回ったとき
エ 待機系から現用系に定期的にロードされ実行される診断プログラム
が、現用系の障害を検出したとき
問14
MTBFを長くするよりも、MTTRを短くするのに役立つものはどれか。
ア エラーログ取得機能
イ 記憶装置のビット誤り訂正機能
ウ 命令再試行機能
エ 予防保全
(正解)
アア
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
問13
ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系
に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。
ハートビート
イ 現用系の障害をオペレータが認識し、コンソール操作を行ったとき
ウ 待機系が現用系にたまった処理の残量を定期的に監視していて、残
量が一定量を上回ったとき
エ 待機系から現用系に定期的にロードされ実行される診断プログラム
が、現用系の障害を検出したとき
アのことをハートビートといいます。ホットスタンバイではこういった
信号が切れたらすぐに切り替えられるように待機します。
イでもいいような気がしますが、人力では遅いのです。
問14
MTBFを長くするよりも、MTTRを短くするのに役立つものはどれか。
ア エラーログ取得機能
イ 記憶装置のビット誤り訂正機能
ウ 命令再試行機能
エ 予防保全
修理時間を短くするのはどれ?と聞いています。
原因がわかれば修理時間は短くなると思います。