情報処理技術者試験 応用情報処理の令和4年度春問
題を2問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問9
キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶のアクセス時間の1/30で、
ヒット率が95%のとき、実効メモリアクセス時間は、主記憶のアクセ
ス時間の約何倍になるか。
ア 0.03
イ 0.08
ウ 0.37
エ 0.95
問10
キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する記述として、
適切なものはどれか。
ア キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセットが固定されている。
イ キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブロックが固定されてい
る。
ウ 主記憶の特定の1ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられ
る。
エ 任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当
てられる。
(正解)
イエ
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
問9
キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶のアクセス時間の1/30で、
ヒット率が95%のとき、実効メモリアクセス時間は、主記憶のアクセ
ス時間の約何倍になるか。
ア 0.03
イ 0.08
ウ 0.37
エ 0.95
キャッシュメモリのアクセス時間Xヒット率
=1/30*0.95
=0.95/30
実行メモリのアクセス時間X非ヒット率
=1*0.05
=0.05
0.95/30+0.05
=0.95*1.5/30
=2.45/30
=0.081
問10
キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する記述として、
適切なものはどれか。
ア キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセットが固定されている。
イ キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブロックが固定されてい
る。
ウ 主記憶の特定の1ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられ
る。
エ 任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当
てられる。
どこの部分にも割り当てられるのがフルアソシエイティブ。
アはセットアソシエイティブ
イはダイレクトマップ