にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20240615101703

まいにちSC 令和4年度春午前2問題解説 問17 問18

情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士(SC)
の令和4年度春問題、午前2を隔日2問ずつ解いてい
きます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問17
利用者認証情報を管理するサーバ1台と複数のアクセスポイントで構成された
無線LAN環境を実現したい。PCが無線LAN環境に接続するときの利用者
認証とアクセス制御に、IEEE 802.1XとRADIUSを利用する場合
の標準的な方法はどれか。

ア PCにはIEEE 802.1Xのサプリカントを実装し、かつ、RADI
  USクライアントの機能をもたせる。
イ アクセスポイントにはIEEE 802.1Xのオーセンティケータを実装
  し、かつ、RADIUSクライアントの機能をもたせる。
ウ アクセスポイントにはIEEE 802.1Xのサプリカントを実装し、か
  つ、RADIUSサーバの機能をもたせる。
エ サーバにはIEEE 802.1Xのオーセンティケータを実装し、かつ、
  RADIUSサーバの機能をもたせる。


問18
IEEE 802.11a/b/g/nで採用されているアクセス制御方式はどれか。

ア CSMA/CA
イ CSMA/CD
ウ LAPB
エ トークンパッシング方式


(正解)

イア

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

 

問17
利用者認証情報を管理するサーバ1台と複数のアクセスポイントで構成された
無線LAN環境を実現したい。PCが無線LAN環境に接続するときの利用者
認証とアクセス制御に、IEEE 802.1XとRADIUSを利用する場合
の標準的な方法はどれか。

サプリカント(クライアント)
オーセンティケータ(アクセスポイント)+RADIUSクライアント
認証サーバ
で構成されます


ア PCにはIEEE 802.1Xのサプリカントを実装し、かつ、RADI
  USクライアントの機能をもたせる。
イ アクセスポイントにはIEEE 802.1Xのオーセンティケータを実装
  し、かつ、RADIUSクライアントの機能をもたせる。
ウ アクセスポイントにはIEEE 802.1Xのサプリカントを実装し、か
  つ、RADIUSサーバの機能をもたせる。
エ サーバにはIEEE 802.1Xのオーセンティケータを実装し、かつ、
  RADIUSサーバの機能をもたせる。


問18
IEEE 802.11a/b/g/nで採用されているアクセス制御方式はどれか。

ア CSMA/CA 衝突をあらかじめ避ける方式
イ CSMA/CD 衝突があったら再送する。有線で使われる
ウ LAPB 公衆回線を使って接続する規格
エ トークンパッシング方式 リング型ネットワークで使われる方式