にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (18)関数 その1

プログラミング超初心者向けの連載です。

目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理技術者」
でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすることです。
少しずつ進みつつ、超簡単に説明していく所存でございます。

ぜひ、エディタ片手に実行しながらお読みくださいませ。

セットアップの記事はこちらです。

www.nsnq.tech

 

6.1 ユーザ定義による関数
命令を一つにまとめて、関数として実行することができます。
エクセルでB1+B2+B3を=SUM(B1:B3)と置き換えたあの
関数の意味と違いはあまりありません。

#定義
def morning():
    print("顔を洗う")
    print("歯を磨く")

#実行
morning()


こうすると、morning()とするだけで、2つの命令(print文2行
ですけど)が実行できます。


6.1.2 関数の定義位置
ただし、注意点があります。次の場合はエラーになります。

def hello():
    print("こんにちは!")


hello()
byebye()


def byebye():
    print("さようなら")


hello()の方は実行されるのですが、byebye()が実行されません。
関数は実行される前に定義されていなければ実行できないのです。
なので、

def hello():
    print("こんにちは!")

def byebye():
    print("さようなら")


hello()
byebye()


こうしてあげましょう!

続きます!