にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (12)モジュールの利用

プログラミング超初心者向けの連載です。

目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理技術者」
でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすることです。
少しずつ進みつつ、超簡単に説明していく所存でございます。

ぜひ、エディタ片手に実行しながらお読みくださいませ。

3.1 math モジュールの利用

import math

#2の平方根を計算する

print(math.sqrt(2))

#小数点以下を切り捨てる

print(math.floor(1.2345))

 

モジュールと言われるものをインポートすること
で、様々な機能が使えます。数学用のモジュール
であるmathは切り上げやら切り捨てやら、計算
に関わるモジュールが多く用意されています。

ここでは取り上げませんが、ぜひ一度検索してみ
てください。

 

3.2 randomモジュールの利用1

import random

#1以上5以下のランダムな整数を返す

print(random.randint(1,5))

 

3.3 randomモジュールの利用2

import random

a=["大吉","中吉","小吉","凶","大凶"]

#リストの中からランダムな内容を取り出す

print(random.choice(a))


これはちょっと便利だと思います。

3.4 モジュールに別名をつける

import random as rd

a=["大吉","中吉","小吉","凶","大凶"]

#リストの中からランダムな内容を取り出す

print(rd.choice(a))

長いモジュール名は勝手に名前をつけて
利用することが可能でございます。

続きます!