プログラミング超初心者向けの連載です。
目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理技術者」
でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすることです。
少しずつ進みつつ、超簡単に説明していく所存でございます。
ぜひ、エディタ片手に実行しながらお読みくださいませ。
改めて1.5 変数型
計算結果によって、変数は様々な形に変化します。
変数にはこのような型名があります
string(文字列) int(整数) float(浮動小数点)
double(倍精度小数点) bool(真偽) など
次の問題で、結果がどうなるか試してみてください。
1.5.1 整数同士の計算
#変数に代入
a=3
b=2
#計算する
c=a+b
#表示する
print(c)
#型を調べる
Print(type(c))
整数同士の計算はint型になります。
まあ、そりゃそうですよね。
1.5.2 整数と小数の計算
#変数に代入
a=3.1
b=2
#計算する
c=a+b
#表示する
print(c)
#型を調べる
Print(type(c))
他の言語だと整数型と浮動小数点型では計算が
できなかったりもしますが、Pythonではできま
す。そして、答えはfloatになってしまいます。
他の言語を学んだ人には驚きの結果かもしれません。
1.5.3 割り切れない
#変数に代入
a=3
b=2
#計算する
print(a/b)
#表示する
print(c)
#型を調べる
Print(type(c))
ゆえに、整数型同士の計算で答えが小数になって
しまう場合も自動的にfloat型になってしまいます。
ひえええ。
1.5.4 割り切れる
#変数に代入
a=4.0
b=2.0
#計算する
print(a/b)
#表示する
print(c)
#型を調べる
Print(type(c))
この問題、変数の代入部分が間違っていました。
このように割り切れるfloatであっても・・・
(だって、答え2じゃん。整数型じゃん)
float同士の計算はfloatになってしまいます。
続きます!