情報処理技術者試験 応用情報処理の令和3年度秋問
題を隔日3問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問28
受注入力システムによって作成される次の表に関する記述のうち、
適切なものはどれか。受注番号は受注ごとに新たに発行される番号
であり、項番は1回の受注で商品コード別に連番で発行される番号
である。なお、単価は商品コードによって一意に定まる。
ア 第1正規形でない。
イ 第1正規形であるが第2正規形ではない。
ウ 第2正規形であるが第3正規形ではない。
エ 第3正規形である。
問29
"部門別売上別"表から、部門コードごと、期ごとの売上を得るSQL
文はどれか。
問30
分散データベースにおける"複製に対する透過性"の説明として、適
切なものはどれか。
ア それぞれのサーバのDBMSが異種であっても、プログラムはDB
MSの相違を意識する必要がない。
イ 一つの表が複数のサーバに分割されて配置されていても、プロ
グラムは分割された配置を意識する必要がない。
ウ 表が別のサーバに移動されても、プログラムは表が配置された
サーバを意識する必要がない。
エ 複数のサーバに一つの表が重複して存在しても、プログラムは
表の重複を意識する必要がない。
(正解)
イイエ
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問28
受注入力システムによって作成される次の表に関する記述のうち、
適切なものはどれか。受注番号は受注ごとに新たに発行される番号
であり、項番は1回の受注で商品コード別に連番で発行される番号
である。なお、単価は商品コードによって一意に定まる。
ア 第1正規形でない。データの重複があり、第一正規形といえます。
イ 第1正規形であるが第2正規形ではない。 主キーが定まらずなのでその通り。
ウ 第2正規形であるが第3正規形ではない。
エ 第3正規形である。
問29
"部門別売上別"表から、部門コードごと、期ごとの売上を得るSQL
文はどれか。
違いは
ア INTERSECT(共通)共通する行を抜き出します。
イ UNION(和集合)二つの関係を足す形になります
ウ CROSS JOIN(直積)全ての組み合わせを結びつけます
エ INNER JOIN(内部結合)共通する項目だけ結びつけます
なので、イが正解になります。
問30
分散データベースにおける"複製に対する透過性"の説明として、適
切なものはどれか。
ア それぞれのサーバのDBMSが異種であっても、プログラムはDB
MSの相違を意識する必要がない。
イ 一つの表が複数のサーバに分割されて配置されていても、プロ
グラムは分割された配置を意識する必要がない。
ウ 表が別のサーバに移動されても、プログラムは表が配置された
サーバを意識する必要がない。
エ 複数のサーバに一つの表が重複して存在しても、プログラムは
表の重複を意識する必要がない。