情報処理技術者試験 高度区分試験の令和2年度問題
を隔日3問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問13
送信者Aからの文書ファイルと、その文書ファイルのディジタル
署名を受信者Bが受信したとき、受信者Bができることはどれか。
ここで、受信者Bは送信者Aの署名検証鍵Xを保有しており、受
信者Bと第三者は送信者Aの署名生成鍵Yを知らないものとする。
ア ディジタル署名、文書ファイル及び署名検証鍵Xを比較する
ことによって、文書ファイルに改ざんがあった場合、その部
分を判別できる。
イ 文書ファイルが改ざんされていないこと、及びディジタル署
名が署名生成鍵Yによって生成されたことを確認できる。
ウ 文書ファイルがマルウェアに感染していないことを認証局に
問い合わせて確認できる。
エ 文書ファイルとディジタル署名のどちらかが改ざんされた場
合、どちらが改ざんされたかを判別できる。
問14
暗号方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア AESは公開鍵暗号方式、RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
イ 共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
ウ 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は、暗号化に
使用する鍵を秘密にして、復号に使用する鍵を公開する。
エ ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく、共
通鍵暗号方式が使用される。
問15
電子メールをスマートフォンで受信する際のメールサーバとスマー
トフォンとの間の通信をメール本文を含めて暗号化するプロトコル
はどれか。
ア APOP
イ IMAPS
ウ POP3
エ SMTP Submission
(正解)
イイイ
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問13
送信者Aからの文書ファイルと、その文書ファイルのディジタル
署名を受信者Bが受信したとき、受信者Bができることはどれか。
ここで、受信者Bは送信者Aの署名検証鍵Xを保有しており、受
信者Bと第三者は送信者Aの署名生成鍵Yを知らないものとする。
公開鍵暗号方式でできることは何?って聞いています。
本人確認と改ざんの検知、暗号化です。
ア ディジタル署名、文書ファイル及び署名検証鍵Xを比較する
ことによって、文書ファイルに改ざんがあった場合、その部
分を判別できる。
イ 文書ファイルが改ざんされていないこと、及びディジタル署
名が署名生成鍵Yによって生成されたことを確認できる。
ウ 文書ファイルがマルウェアに感染していないことを認証局に
問い合わせて確認できる。
エ 文書ファイルとディジタル署名のどちらかが改ざんされた場
合、どちらが改ざんされたかを判別できる。
問14
暗号方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア AESは公開鍵暗号方式、RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
逆です
イ 共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
YES!
ウ 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は、暗号化に
使用する鍵を秘密にして、復号に使用する鍵を公開する。
逆です!
エ ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく、共
通鍵暗号方式が使用される。
逆よう〜!
問15
電子メールをスマートフォンで受信する際のメールサーバとスマー
トフォンとの間の通信をメール本文を含めて暗号化するプロトコル
はどれか。
ア APOP 認証付き
イ IMAPS Sがポイントです
ウ POP3 普通
エ SMTP Submission これも違います