にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20221224103753

まいにち高度 令和2年度問題解説 問4 問5 問6

情報処理技術者試験 高度区分試験の令和2年度問題
(全30問)を隔日3問ずつ解いていきます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

f:id:koharuwest:20211107170943p:plain

 

問4

メモリインタリーブの説明はどれか。

ア CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによる
  データバッファを設けて、磁気ディスクアクセスの高
  速化を図る。
イ 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーす
  ることによって、CPUと主記憶とのアクセス速度のギ
  ャップを埋め、メモリアクセスの高速化を図る。
ウ 主記憶へのアクセスを高速化するため、アクセス要求、
  データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメ
  モリアクセスの処理に移る。
エ 主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グルー
  プに交互にアクセスすることによって、主記憶へのア
  クセスの高速化を図る。


問5
複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバ
コンソリデーションの説明として、適切なものはどれか。

ア 各サーバに存在する複数の磁気ディスクを、特定のサ
  ーバから利用できるようにして、資源の有効活用を図
  る。
イ 仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少
  なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削
  減する。
ウ サーバのうちいずれかを監視専用に変更することによ
  って、システム全体のセキュリティを強化する。
エ サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステム
  を再構成し、サーバ数を減らしてでも運転を継続する。


問6
仮想記憶方式で、デマンドページングと比較したときのプ
リページングの特徴として、適切なものはどれか。ここで、
主記憶には十分な余裕があるものとする。

ア 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
  くので、実際に必要となったときの補助記憶へのアク
  セスによる遅れを減少できる。

イ 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
  くので、ページフォールトが多く発生し、OSのオーバ
  ヘッドが増加する。
ウ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
  憶にロードするので、主記憶への不必要なページのロ
  ードを避けることができる。
エ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
  憶にロードするので、将来必要となるページの予想が
  不要である。

 


(正解)

エイア

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

問4

メモリインタリーブの説明はどれか。

ア CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによる
  データバッファを設けて、磁気ディスクアクセスの高
  速化を図る。
イ 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーす
  ることによって、CPUと主記憶とのアクセス速度のギ
  ャップを埋め、メモリアクセスの高速化を図る。
ウ 主記憶へのアクセスを高速化するため、アクセス要求、
  データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメ
  モリアクセスの処理に移る。
エ 主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グルー
  プに交互にアクセスすることによって、主記憶へのア
  クセスの高速化を図る。

懐かしいなあ・・・


問5
複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバ
コンソリデーションの説明として、適切なものはどれか。

ア 各サーバに存在する複数の磁気ディスクを、特定のサ
  ーバから利用できるようにして、資源の有効活用を図
  る。
イ 仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少
  なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削
  減する。
ウ サーバのうちいずれかを監視専用に変更することによ
  って、システム全体のセキュリティを強化する。
エ サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステム
  を再構成し、サーバ数を減らしてでも運転を継続する。

コンソリデーション=統合みたいな意味です。

問6
仮想記憶方式で、デマンドページングと比較したときのプ
リページングの特徴として、適切なものはどれか。ここで、
主記憶には十分な余裕があるものとする。

ア 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
  くので、実際に必要となったときの補助記憶へのアク
  セスによる遅れを減少できる。

イ 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
  くので、ページフォールトが多く発生し、OSのオーバ
  ヘッドが増加する。
ウ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
  憶にロードするので、主記憶への不必要なページのロ
  ードを避けることができる。
エ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
  憶にロードするので、将来必要となるページの予想が
  不要である。

デマンド=要求があったときに

プリページング=事前に

読み込む方式の違いでございます。