情報処理技術者試験 高度区分試験の令和2年度問題
(全30問)を隔日3問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問4
メモリインタリーブの説明はどれか。
ア CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによる
データバッファを設けて、磁気ディスクアクセスの高
速化を図る。
イ 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーす
ることによって、CPUと主記憶とのアクセス速度のギ
ャップを埋め、メモリアクセスの高速化を図る。
ウ 主記憶へのアクセスを高速化するため、アクセス要求、
データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメ
モリアクセスの処理に移る。
エ 主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グルー
プに交互にアクセスすることによって、主記憶へのア
クセスの高速化を図る。
問5
複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバ
コンソリデーションの説明として、適切なものはどれか。
ア 各サーバに存在する複数の磁気ディスクを、特定のサ
ーバから利用できるようにして、資源の有効活用を図
る。
イ 仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少
なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削
減する。
ウ サーバのうちいずれかを監視専用に変更することによ
って、システム全体のセキュリティを強化する。
エ サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステム
を再構成し、サーバ数を減らしてでも運転を継続する。
問6
仮想記憶方式で、デマンドページングと比較したときのプ
リページングの特徴として、適切なものはどれか。ここで、
主記憶には十分な余裕があるものとする。
ア 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
くので、実際に必要となったときの補助記憶へのアク
セスによる遅れを減少できる。
イ 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
くので、ページフォールトが多く発生し、OSのオーバ
ヘッドが増加する。
ウ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
憶にロードするので、主記憶への不必要なページのロ
ードを避けることができる。
エ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
憶にロードするので、将来必要となるページの予想が
不要である。
(正解)
エイア
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問4
メモリインタリーブの説明はどれか。
ア CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによる
データバッファを設けて、磁気ディスクアクセスの高
速化を図る。
イ 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーす
ることによって、CPUと主記憶とのアクセス速度のギ
ャップを埋め、メモリアクセスの高速化を図る。
ウ 主記憶へのアクセスを高速化するため、アクセス要求、
データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメ
モリアクセスの処理に移る。
エ 主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グルー
プに交互にアクセスすることによって、主記憶へのア
クセスの高速化を図る。
懐かしいなあ・・・
問5
複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバ
コンソリデーションの説明として、適切なものはどれか。
ア 各サーバに存在する複数の磁気ディスクを、特定のサ
ーバから利用できるようにして、資源の有効活用を図
る。
イ 仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少
なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削
減する。
ウ サーバのうちいずれかを監視専用に変更することによ
って、システム全体のセキュリティを強化する。
エ サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステム
を再構成し、サーバ数を減らしてでも運転を継続する。
コンソリデーション=統合みたいな意味です。
問6
仮想記憶方式で、デマンドページングと比較したときのプ
リページングの特徴として、適切なものはどれか。ここで、
主記憶には十分な余裕があるものとする。
ア 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
くので、実際に必要となったときの補助記憶へのアク
セスによる遅れを減少できる。
イ 将来必要と想定されるページを主記憶にロードしてお
くので、ページフォールトが多く発生し、OSのオーバ
ヘッドが増加する。
ウ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
憶にロードするので、主記憶への不必要なページのロ
ードを避けることができる。
エ プログラムがアクセスするページだけをその都度主記
憶にロードするので、将来必要となるページの予想が
不要である。
デマンド=要求があったときに
プリページング=事前に
読み込む方式の違いでございます。