情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポートの令和3年度
問題(全100問)を隔日3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、暗記していきましょう。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問58
サーバルームへの共連れによる不正入室を防ぐ物理的セキュリテ
ィ対策の例として、適切なものはどれか。
ア サークル型のセキュリティゲートを設置する。
イ サーバの入ったラックを施錠する。
ウ サーバルーム内にいる間は入室証を着用するルールとする。
エ サーバルームの入り口に入退室管理簿を置いて記録させる。
問59
Aさんが、Pさん、Qさん及びRさんの3人に電子メールを送信
した。Toの欄にはPさんのメールアドレスを、Ccの欄にはQ
さんのメールアドレスを、Bccの欄にはRさんのメールアドレ
スをそれぞれ指定した。電子メールを受け取った3人に関する記
述として、適切なものはどれか。
ア PさんとQさんは、同じ内容のメールがRさんにも送信され
ていることを知ることができる。
イ Pさんは、同じ内容のメールがQさんに送信されていること
を知ることはできない。
ウ Qさんは、同じ内容のメールがPさんにも送信されているこ
とを知ることができる。
エ Rさんは、同じ内容のメールがPさんとQさんに送信されて
いることを知ることはできない。
問60
情報システムにおける二段階認証の例として、適切なものはどれ
か。
ア 画面に表示されたゆがんだ文字列の画像を読み取って入力し
た後、利用者IDとパスワードを入力することによって認証
を行える。
イ サーバ室への入室時と退室時に生体認証を行い、認証によっ
て入室した者だけが退室の認証を行える。
ウ 利用者IDとパスワードを入力して認証を行った後、秘密の
質問への答えを入力することによってログインできる。
エ 利用者IDの入力画面へ利用者IDを入力するとパスワード
の入力画面に切り替わり、パスワードを入力することによっ
てログインできる。
(正解)
ア
ウ
ウ
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問58
サーバルームへの共連れによる不正入室を防ぐ物理的セキュリテ
ィ対策の例として、適切なものはどれか。
共連れは一緒にゲートを潜っちゃうことです
ア サークル型のセキュリティゲートを設置する。
イ サーバの入ったラックを施錠する。
ウ サーバルーム内にいる間は入室証を着用するルールとする。
エ サーバルームの入り口に入退室管理簿を置いて記録させる。
問59
Aさんが、Pさん、Qさん及びRさんの3人に電子メールを送信
した。Toの欄にはPさんのメールアドレスを、Ccの欄にはQ
さんのメールアドレスを、Bccの欄にはRさんのメールアドレ
スをそれぞれ指定した。電子メールを受け取った3人に関する記
述として、適切なものはどれか。
CCは同報者がお互いにわかりますが、BCCはお互いにわかりま
せん。
ア PさんとQさんは、同じ内容のメールがRさんにも送信され
ていることを知ることができる。
イ Pさんは、同じ内容のメールがQさんに送信されていること
を知ることはできない。
ウ Qさんは、同じ内容のメールがPさんにも送信されているこ
とを知ることができる。
エ Rさんは、同じ内容のメールがPさんとQさんに送信されて
いることを知ることはできない。
問60
情報システムにおける二段階認証の例として、適切なものはどれ
か。
二段階なので、二回認証をすることです。パスワードと組み合わ
せて生体認証を使う場合は多要素認証となります。
ア 画面に表示されたゆがんだ文字列の画像を読み取って入力し
た後、利用者IDとパスワードを入力することによって認証
を行える。ロボットではないという確認です。
イ サーバ室への入室時と退室時に生体認証を行い、認証によっ
て入室した者だけが退室の認証を行える。鍵で入室できた人
は鍵で退出できるわけで、意味がありません。
ウ 利用者IDとパスワードを入力して認証を行った後、秘密の
質問への答えを入力することによってログインできる。
エ 利用者IDの入力画面へ利用者IDを入力するとパスワード
の入力画面に切り替わり、パスワードを入力することによっ
てログインできる。入力が分かれているだけです