にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20221224103753

まいにちあいぱす 令和3年度問題解説 問52 問53 問54

 

情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポートの令和3年度
問題(全100問)を隔日3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、暗記していきましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

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問52
自社の情報システムに関して、BCP(事業継続計画)
に基づいて、マネジメントの視点から行う活動a〜d
のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 重要データのバックアップを定期的に取得する。
b 非常時用の発電機と燃料を確保する。
c 複数の通信網を確保する。
d 復旧手順の訓練を実施する。

ア a、b、c
イ a、b、c、d
ウ a、d
エ b、c、d


問53
ITサービスにおけるSLMに関する説明のうち、適切な
ものはどれか。

ア SLMでは、SLAで合意したサービスレベルを維持
  することが最優先課題となるので、サービスの品質の
  改善は補助的な活動となる。
イ SLMでは、SLAで合意した定量的な目標の達成状
  況を確認するために、サービスの提供状況のモニタリ
  ングやレビューを行う。
ウ SLMの目的は、顧客とサービスの内容、要求水準な
  どの共通認識を得ることであり、SLAの作成が活動
  の最終目的である。
エ SLMを効果的な活動にするために、SLAで合意す
  るサービスレベルを容易に達成できるレベルにしてお
  くことが重要である。


問54
WBSを作成するときに、作業の記述や完了基準などを記
述した補助文書を作成する。この文書の目的として、適切
なものはどれか。

ア WBSで定義した作業で使用するデータの意味を明確
  に定義する。
イ WBSで定義した作業の進捗を管理する。
ウ WBSで定義した作業のスケジュールのクリティカル
  パスを求める。
エ WBSで定義した作業の内容と意味を明確に定義する。

 


(正解)




(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

問52
自社の情報システムに関して、BCP(事業継続計画)
に基づいて、マネジメントの視点から行う活動a〜d
のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 重要データのバックアップを定期的に取得する。
b 非常時用の発電機と燃料を確保する。
c 複数の通信網を確保する。
d 復旧手順の訓練を実施する。

ア a、b、c
イ a、b、c、d
ウ a、d
エ b、c、d
選択肢全部正解っていうパターンは多いですね・・・

問53
ITサービスにおけるSLMに関する説明のうち、適切な
ものはどれか。SLAサービスレベルの合意、共通の物差
し。ラーメン大盛りとは何かをお互いに共通認識しておく
こと。これをマネジメントするのがSLM。

ア SLMでは、SLAで合意したサービスレベルを維持
  することが最優先課題となるので、サービスの品質の
  改善は補助的な活動となる。
イ SLMでは、SLAで合意した定量的な目標の達成状
  況を確認するために、サービスの提供状況のモニタリ
  ングやレビューを行う。
ウ SLMの目的は、顧客とサービスの内容、要求水準な
  どの共通認識を得ることであり、SLAの作成が活動
  の最終目的である。
エ SLMを効果的な活動にするために、SLAで合意す
  るサービスレベルを容易に達成できるレベルにしてお
  くことが重要である。


問54
WBSを作成するときに、作業の記述や完了基準などを記
述した補助文書を作成する。この文書の目的として、適切
なものはどれか。WBSは仕事を具体的に細かく細分化する
こと。「朝のしたく」→「歯磨き」「顔を洗う」「ご飯」
など。

ア WBSで定義した作業で使用するデータの意味を明確
  に定義する。
イ WBSで定義した作業の進捗を管理する。
ウ WBSで定義した作業のスケジュールのクリティカル
  パスを求める。
エ WBSで定義した作業の内容と意味を明確に定義する