にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20240615101703

まいにち高度 平成30年春問題解説 問22 問23 問24

f:id:koharuwest:20201026225620p:plain


高度試験の平成30年春午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問22
マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、
可用性に該当するものはどれか。

ア マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、
  耐障害性の向上を図っていること
イ マスタファイルのデータを複数件まとめて検索・
  加工するための機能が、システムに盛り込まれて
  いること
ウ マスタファイルのメンテナンスは、特権アカウン
  トを付与された者だけに許されていること
エ マスタファイルへのデータ入力チェック機能が、
  システムに盛り込まれていること

問23
システム管理基準(平成16年)によれば、情報戦略
策定段階の成果物はどれか。

ア 関連する他の情報システムと役割を分担し、組織
  体として最大の効果を上げる機能を実現するため
  に、全体最適化計画との整合性を考慮して策定す
  る開発計画
イ 経営戦略に基づいて組織体全体で整合性及び一貫
  性を確保した情報化を推進するために、方針及び
  目標に基づいて策定する全体最適化計画
ウ 情報システムの運用を円滑に行うために、運用設
  計及び運用管理ルールに基づき、さらに規模、期
  間、システム特性を考慮して策定する運用手順
エ 組織体として一貫し、効率的な開発作業を確実に
  遂行するために、組織体として標準化された開発
  方法に基づいて策定する開発手順

問24
EMS(electronics manufacturing services)の説明と
して、適切なものはどれか。

ア 相手先ブランドで販売する電子機器の設計だけを
  受託し、製造は相手先で行う。
イ 外部から調達した電子機器に付加価値を加えて、
  自社ブランドで販売する。
ウ 自社ブランドで販売する電子機器のソフトウェア
  開発だけを外部に委託し、ハードウェアは自社で
  設計製造する。
エ 生産設備をもつ企業が、他社からの委託を受けて
  電子機器を製造する。

 

 


(正解でござんすよ)





(解説するぞなもし)


問22
「いつでも使える可用性」なのです。

問23
情報戦略を決めたら、何ができますか?
ということなのです。

問24
電子機器製造サービスです。