高度試験の平成30年春午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問1
ア 0110011
イ 1010011
ウ 1100011
エ 1110111
問2
非負の整数m、nに対して次のとおりに定義された関数
Ack(m、n) がある。Ack(1、3) の値はどれか。
ア 3
イ 4
ウ 5
エ 6
問3
再帰的な処理を実現するためには、再帰的に呼び出し
たときのレジスタ及びメモリの内容を保存しておく必
要がある。そのための記憶管理方式はどれか。
ア FIFO
イ LFU
ウ LIFO
エ LRU
(正解でござんすよ)
ア
ウ
ウ
(解説するぞなもし)
問1
X1 1
X2 1
X3 1
X4 0
P1 1
P2 1
P3 0
となるので、これを数式に当てはめます。
すると、全てがエラーになるので、全ての数式に含まれる
X1がエラーであるということがわかります。
なので、X1を0にかえたものが正解となります。
問2
ack(1,3)
ack(1,ack(1,2))
ack(1,ack(1,1))
ack(0,ack(1,0)
ack(0,1)
ack(0,2)
ときて中略
ack(5)
問3
再帰なので、後入れ後出しである必要があります。