にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20221224103753

まいにち高度 平成30年春問題解説 問1 問2 問3

f:id:koharuwest:20200802102112p:plain


高度試験の平成30年春午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

問1

f:id:koharuwest:20201004173728p:plain

ア 0110011
イ 1010011
ウ 1100011
エ 1110111


問2
非負の整数m、nに対して次のとおりに定義された関数
Ack(m、n) がある。Ack(1、3) の値はどれか。

f:id:koharuwest:20201004173806p:plain

ア 3
イ 4
ウ 5
エ 6


問3
再帰的な処理を実現するためには、再帰的に呼び出し
たときのレジスタ及びメモリの内容を保存しておく必
要がある。そのための記憶管理方式はどれか。

ア FIFO
イ LFU
ウ LIFO
エ LRU

 


(正解でござんすよ)





(解説するぞなもし)


問1
X1 1
X2 1
X3 1
X4 0
P1  1
P2  1
P3  0

となるので、これを数式に当てはめます。
すると、全てがエラーになるので、全ての数式に含まれる
X1がエラーであるということがわかります。
なので、X1を0にかえたものが正解となります。


問2

ack(1,3)
ack(1,ack(1,2))
ack(1,ack(1,1))
ack(0,ack(1,0)
ack(0,1)
ack(0,2)
ときて中略
ack(5)



問3
再帰なので、後入れ後出しである必要があります。