高度試験の平成30年秋午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問28
ある期間の生産計画において、表の部品表で表される
製品Aの需要量が10個であるとき、部品Dの正味所要量
は何個か。ここで、ユニットBの在庫残が5個、部品D
の在庫残が25個あり、ほかの在庫残、仕掛残、注文残、
引当残などはないものとする。
ア 80
イ 90
ウ 95
エ 105
問29
売上高が7,000万円のとき、200万円の損失、売上高が
9,000万円のとき、600万円の利益と予想された。売上
高が8,000万円のときの変動費は何万円か。ここで、
売上高が変わっても変動費率は変わらないものとする。
ア 3,200
イ 4,000
ウ 4,800
エ 5,600
問30
ユーザから請負うソフトウェア開発を下請業者に委託
する場合、下請代金支払遅延等防止法で禁止されてい
る行為はどれか。
ア 交通費などの経費については金額を明記せず、実
費負担とする旨を発注書面に記載する。
イ 下請業者に委託する業務内容は決まっているが、
ユーザとの契約代金が未定なので、下請代金の取
決めはユーザとの契約決定後とする。
ウ 発注書面を交付する代わりに、下請業者の承諾を
得て、必要な事項を記載した電子メールで発注を
行う。
エ ユーザの事情で下請予定の業務内容の一部が未定
なので、その部分及び下請代金は別途取り決める。
(正解でござんすよ)
イ
ウ
イ
(解説するぞなもし)
問28
Aを10個作るには
Bが40 Cが10必要であると。
しかし、Bは5個残りがあるので、35あればOK。
Bを35作るには、105個Dが必要だが、25の在庫があるので
90で正解!
問29
利益=売上ー変動費(売上*変動比率)なので
−200=7000−7000X
600=9000−9000 X
800=2000−2000X
2000X=1200
=0.6
問30
代金を決めて契約し、完了後は速やかに支払います。