IPアドレース!D組ー!
情報処理安全確保支援士の平成30年秋 午前2問題
(全25問)を3問ずつ解いていきます。問題の解き
方や考え方をわかりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問19
クラスDのIPアドレス(224.0.0.0~239.255.255.255)に
関する記述として、適切なものはどれか。
ア DHCPサーバが見つからないときの自動設定アドレ
スに使用される。
イ IETFでの実験用アドレスとして予約されており、
一般には使用されない。
ウ UDPなどを用いるマルチキャスト通信で使用される。
エ 小規模なネットワークでプライベートアドレスとし
て使用される。
問20
日本国内において、無線LANの規格IEEE802.11n及びIE
EE802.11acで使用される周波数帯域の組合せとして、
適切なものはどれか。
問21
次のSQL文の実行結果の説明に関する記述のうち、適切
なものはどれか。
ア このビューには、8823行までを記録できる。
イ このビューの作成者は、このビューに対するSELE
CT権限をもたない。
ウ 実表"取引先"が削除されても、このビューに対
する利用者の権限は残る。
エ 利用者"8823"は、実表"取引先"の所在地
が'東京'の行を参照できるようになる。
(正解でござんすよ)
ウ
ウ
エ
(解説するぞなもし)
19
クラスDのアドレスはマルチキャスト用です。
20
nでは両周波数帯に対応していますが、
acでは5GHZのみとなりました。
21
東京取引先というビューに対する選択権限(検索や表示も含める)を
8823さんに与える命令になっています。
なので、取引先の所在地が東京である行を参照できます。