にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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ネスペちゃん01「DNS」その3

<ネスペちゃん01について>
ネスペちゃん01はネットワークの用語やセキュリテ
ィのお話について、「難しい」イメージから「意外と
面白い」に変えるのが目的です。そのため、あえて大
胆なたとえや、表現を使っています。

そんなわけで、結果的に、緻密さを犠牲にする部分が
あります。詳しく知りたい方は、さらに勉強しよう!
ってことで。よろしくお願いします。(にしの)


 前回はDNSがどのようにして、ドメイン名をIPア
ドレスに変換していくのか、というお話でした。

世界に13台しかないルートサーバ。これから順番に
聞いて(反復問い合わせ)いてはもう、めんどくさい
のでどうするか。
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おまけに例えば、会社の全部のパソコンが名前解決を
しようとすると、これはえらいことになる。

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そこで、DNSサーバが登場するのね。

企業内などに置かれるDNSサーバはこれまでに問い
合わせたDNSの結果を保存しておく。これをキャッ
シュというので、DNSキャッシュサーバといったり
する。(フルサービスリゾルバも同義)

企業内のPCはキャッシュサーバにとりあえず名前解
決をお願いすることになる。(再帰問い合わせ)

いや、キャッシュにないものはどうするの?

それはキャッシュサーバが別のサーバに反復問い合わ
せを依頼する。このサーバをDNSコンテンツサーバ
(権威サーバ)っていう。

まあそれでもさ、キャッシュサーバは大忙しだよね。

なんで?

だってさ、DNS使いそうなのってWWWやらメール
関連とか。すっごく多そうだからさ。

そうなんだよね。そいで、PCにはリゾルバっていう
のがいる。名前解決の係みたいなの。で、こいつがア
プリの代理で名前解決をする。んで、一回キャッシュ
に問い合わせた内容を記憶しておく。

面白いのは、リゾルバはネガティブキャッシュといっ
て「キャッシュサーバに聞いても見当たらなかった」
ということまで記録しているので。

無駄な問い合わせをしないし、一度問い合わせた情報
はキャッシュサーバに問い合わせなくていい!面白い!

リゾルバがあるおかげで、キャッシュサーバの負荷が減り。
キャッシュサーバがあるおかげで権威サーバの負荷が減り。

権威サーバやドメインサーバのおかげでルートサーバが
13台で済むんだ。

(続きます)