毎日少しづつ過去問にトライしてみましょう。
キーワードに対して、的確に打ち返す力を身につけ
ると合格に近づいていきます。
ITパスポート試験の平成31年春問題を解いてい
きます。問題の解き方や考え方をわかりやすく、解
説してみる連載です。
毎日、一緒に少しずつやってみませんか?
問1
リスクアセスメントを三つのプロセスに分けるとす
ると、リスクの特定、リスクの評価ともう一つはど
れか。
ア リスクの移転
イ リスクの回避
ウ リスクの低減
エ リスクの分析
問2
グループウェアの機能を利用した事例のうち、ワー
クフロー管理機能を活用したものとして、最も適切
なものはどれか。
ア 営業活動に有効な提案書テンプレートの共有
イ 会議出席予定者の空き時間の確認
ウ 出張申請から交通費の精算までの承認手続の電
子化
エ ネットワーク上での本支店間会議の実施
問3
購買、生産、販売、経理、人事などの企業の基幹業
務の全体を把握し、関連する情報を一元的に管理す
ることによって、企業全体の経営資源の最適化と経
営効率の向上を図るためのシステムはどれか。
ア ERP
イ MRP
ウ SCM
エ SFA
問4
次の記述a〜cのうち、勤務先の法令違反行為の通
報に関して、公益通報者保護法で規定されているも
のだけを全て挙げたものはどれか。
a 勤務先の同業他社への転職のあっせん
b 通報したことを理由とした解雇の無効
c 通報の内容に応じた報奨金の授与
ア a b
イ b
ウ b c
エ c
(解答と解説)
問1
リスクアセスメントはどのようなリスクがあり、そ
れぞれの被害額を算出します。ですので、正解はエ
になります。
問2
ワークフローとは、仕事の流れのこと。これを管理
する機能を活用とくれば。正解はウでしょう。
問3
「企業全体の経営資源の最適化」これがそのままキ
ーワードになります。正解はアです。
問4
公益通報者保護法は、会社の不正行為を通報した人
を保護する目的で作られた法律です。なので、bが
該当します。正解はイです。