にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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Unityで学ぶプログラミング 操作に慣れよう(2)物体をくるくる回す

初心者のためのUnityプログラミング連載2です。

まずはUnityに慣れてもらいましょう。

 連載では、作る方を中心にしていますので。インス
トールの方法やら、画面の説明などはやりません。

ので、各自でインストールを終えて、準備してお待
ちくださいませ。

とりあえず、簡単に物体を動かしたりしてみましょ
う。思ったより、簡単に面白いことができることに
気づくはずです。読んでみて、お!やってみよう!
って思っていただけたら最高です。

説明に使っているのは最新版のUnityになりますが、
古い
ものでも大丈夫だと思うよ。

物体を作ろう

画面左上のhierarchy windowで右クリック
3DObjectで・・・色々あるけど、

今回はcubeを作成します。
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作成したら、画面右側のインスペクタwindowを見
てください。

position  rotation  scaleはそれぞれ、座標、回転、
スケール(大きさ)を表します。

f:id:koharuwest:20190202174719p:plain

実際に数値を変えてみてほしいのですが、
例えばrotationのXを30とかにすると

f:id:koharuwest:20190202174848p:plain
こんな傾きます。

今日はこれを利用して、cubeがくるくる
回るプログラムを書いてみたいと思います。

くるくる回るプログラム

画面下のproject windowの assetで右クリ
ックして、C#Scriptをクリエイトしちゃお
うぜ!

f:id:koharuwest:20190202175304p:plain
プログラムの名前はくるくるにしたよ!

f:id:koharuwest:20190310172302p:plain
青い字のところをクリックすれば、あとで名前の
変更はできるけど。一回プログラムしてから、名
前を変えるのは初心者にはお勧めできないな。

また、プログラム名に空白を入れないようにして
ね。おねいさんとの約束だよ。

ダブルクリックして、しばらく経つと、エディタ
が動き出すはずです。それで、編集を始めましょ。

f:id:koharuwest:20190310173412p:plain

 

最初はこの画面が出るはずですが、
start の{ から } までが一つのプログラムで、
ここに書かれることは、プログラムが読み込まれて
から、一回だけ実施されるものを書きます。

今回はupdateといって、毎フレーム実施されるプロ
グラムを書きますので、Update(){  から } の間に
書いていきましょう。
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とりあえず、意味はあとで説明するので。上のよう
なプログラムを書いてみましょう。半角全角や、大
文字小文字に気をつけてね。


打てたら、ファイルから全て保存っと!
(エラーが出る場合もあるから、訂正したらもう一
 回保存しなおしてね。)

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cubeへのアタッチ

つまんで

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cubeの上に持っていく

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これで、プログラムがcubeに作用するようになる。

これをアタッチという。大事だからもう一度言う。
アタッチという。

基本的な流れとして
1 物体を作る
2 それに作用するプログラムや
  色々をアタッチ
する。
というのが、Unityです。

もちろん、別のものに作用させたいときは、別の
objectにアタッチすることになるぞ。

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再生ボタンを押すと

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くるくる回るよ!しゅごいね!

次回は、プログラムの内容について
説明しちゃうぞ!