にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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基本情報処理技術者の言語・配点の変更について

衝撃的な発表でしたね。
www.ipa.go.jp

ポイントは

・COBOLの廃止。2019秋試験までで。


・配点の見直し。セキュリティ・ソフトウエア設計
 重視。2020春試験から。


・Pythonの導入。2020春試験から。


まず、最近話題になりすぎのCOBOLです。個人
的にはやったことある言語で、寂しいですけど。ま
あ、時代の流れかもしれません。帳票チックで英語
丸出しの面白い言語というイメージです。

ただ、読みにくいし。書きにくい!

CASL2(アセンブラ)なんかも風前の灯火かも
しれません。代わりに入る言語は何がいいかなあ。

個人的にはアセンブラが一番簡単で、一番合格しや
すいと説いているのですが、あまり支持を集めない
んだよなあ。絶対Excelより易しいと思うけどなあ。

配点の見直しですけど、これはね。専門学校講師陣
としては判断の分かれるところですが。

「いい」という捉え方をしている先生が多いような
気がします。対策を立てやすいという意味では。た
だし、セキュリティやネットワーク苦手な人の逃げ
場は失われますがね。

ただ、セキュマネがある以上。この変更はどうかな?
どうせなら、ソフトウエア設計をバシーン!とメイ
ンに据えて、言語の部分の配点もどかーん!って増
やしてしまうのもアリな気がしますよ。

さて、Pythonですか。

ついに、ここまできましたか。オールドな人ほどPy
thonに否定的な気がします。

「あんな楽な言語!私の若い頃は!」

「楽な言語で身についた力は本物じゃない!」

そんな論調ですよね。わかります。COBOL時代
のCとか。C++時代のJAVAとかそんな感じで
すかね。

私は全くそうは思わないです。その時代に使われ
る。もっとも実用的な言語を学ぶことに意義がある
と思うし、Pythonで学んだスキルは他の言語でも十
分活かせます。

なかなかの英断だなあ、って思います。

そうか・・・IPAからアンケートきてたけどそう
いう・・・おっと誰か来たようだ。

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