にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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あいぱす4.0 新しいことば(16) J-CSIP サイバーレスキュー隊 など

ITパスポート4.0は、新しいシラバスに出てく
る新出用語にスポットをあてる連載。


新しい用語に、なまらドキドキ・ワクワクしてみな
いかい?


なお、このシラバスは来年の4月から順次採用予定。
現行の試験とは関係がありません(たぶん)ですの
で、そこんとこヨロシク。


コンピュータ不正アクセス届出制度
不正アクセスの被害を受けた者が被害の拡大と再発を
防ぐためにIPAに届け出る制度。


J−CSIP(サイバー情報共有イニシアティブ)
IPAを情報ハブ(集約点)として、参加組織間で情
報共有を行いサイバー攻撃対策に繋げていく取り組み
のこと。


サイバーレスキュー隊(J−CRAT)
企業や組織に対してサイバー攻撃に対する対策や支援
を行う組織。実際に現地に赴いて支援活動を行う場合
もある。


組織における内部不正防止ガイドライン
IPAセキュリティセンターが設置した有識者による
「組織における内部不正防止ガイドライン検討委員会」
で作成したもの。企業やその他の組織において必要な
内部不正対策を効果的に実施可能とすることを目的と
している。


DLP(Data Loss Prevention)
企業にある情報資産の状況を監視し、情報漏えい等が
発生しないように管理するソリューション。

MDM(Mobile Device Management)

携帯端末管理のこと。スマホはパソコンと同じくらい
情報漏えい防止などのセキュリティが重要であること
から、それを管理するためのソフトウエアをさす。


ブロックチェーン
分散型台帳技術のこと。ビットコインで使われた技術
をもとにしたデータベース。台帳のように所有者の情
報を次々とリスト化していくが、一度記録すると、以
前のデータの変更ができない。


セキュリティケーブル
パソコンや端末が盗難されないようにつないでいるケ
ーブルのこと。


遠隔バックアップ 
災害に備えて遠隔地にシステムやデータをバックアッ
プしておき、経営資源を失うリスクを軽減すること。
オフサイトバックアップやリモートバックアップも同
じ意味です。

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それじゃ、今日はこのへんで。へばなっ!