にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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ITパスポート試験について

ITパスポートとは

情報処理技術者試験のレベル1に相当します。


情報化社会の中、社会人として情報処理に関する基
本的なリテラシと知識を持っていることを証明する
国家試験です。


おそらく「ITパスポート」とは情報処理技術者と
して、スタートするのにふさわしいという意味合い
で命名されたのではないでしょうか。多分な。

レベル1っていっても某クエストの某スライムとは
訳が違います。なかなか難しい試験ですよ。

メリット

・学業に有利
ITパスポートの取得によって単位を認定している
大学が多くある。また、入学に際しても授業料の減
免や推薦の要件としている学校が多くある。

特に情報処理系の学校へ進学する場合や在籍してい
る場合。大きなメリットがあります。

・就職に有利
専門家を名乗るなら、もっと上位の資格が必要です
が。この資格を取得することで、社会人として常識
的なIT技術を備えていることは証明できます。

よって、各企業の人事担当者が高く評価してます。


・上位区分への足がかり
ITパスポートの学習を通じ、さらに上位区分への
足がかりとなります。レベル2に該当する基本情報
処理技術者の午前問題は、おおよそITパスポート
の学習が活かされる形になっています。

これで自信をつけて、さらに上の勉強を目指してみ
てはいかがでしょうか。

試験について

受験資格
ありません。どなたでも受験できます。
赤ちゃんでもOKでちゅ?


申し込み
(1)利用者IDの登録
(2)利用メニュー
(3)必要事項の選択
(4)試験料の支払い

この流れになります。詳しくはIPAのサイトをご
覧ください。支払いが終わって初めて申し込み完了
となります。

受験料
5、700円(税込)


受験日
試験日の3カ月前から申し込み可能。希望の会場と
時間に空席があれば前日でも可。(支払いが厳しい
ですが)


試験会場
IPAのサイトに実施会場の一覧があります。
(全国の主要都市で実施しているようです。)


試験心得

常識的なものですが、携帯電話・スマホの電源はO
FFだったり、筆記用具の持ち込みは禁止です。

計算用紙と鉛筆は会場で貸してもらえますが、返却
が必要で。計算用紙の持ち帰りも禁止です。

合格発表
試験日の翌々月の月初にIPAで合格者が発表され
ます。また、官報にも掲載されます。

不合格者には通知はありません。合格証書の発送は
発表から約1週間後です。

試験の形式
試験はCBT(コンピュータによる受検)で行われ
ます。

小問形式100問です。
試験時間は120分間となります。


出題分野別の出題数は決まっていて

ストラテジ (経営全般に関わる問題) 32問
マネジメント(IT管理に関わる問題) 18問
テクノロジ (IT技術に関わる問題) 42問


100問中8問は評価問題といって、得点にならな
いのですが。まあ、それは考えないでください。


また、CBTなので隣の人と同じ問題が出たり。
前回と同じ問題が出たりはしませんので一応。


合格基準

(1)各分野30%以上の得点があること。
(2)全体で60%以上の得点があること。

これらが満たされていれば合格となります。
いわゆるゲタとか、採点が甘いとか辛いとかない
です。

また、CBT試験を体験できるCBTシュミレー
タなるものがIPAのサイトからダウンロードで
きますので、試験の前に一度お試しください。


難易度
合格率は50%弱程度です。情報処理技術者試験
の中では難易度の低い試験ですし、過去の試験に
比べても合格しやすい資格です。これでもな。

効果的な勉強方法

初学者で、合格まで約100時間ほどの学習が必
要とされています。


(1)教科書のようなテキストを使って基礎知識
   を身につける

なるべく最新のもので、試験範囲を網羅している
ものを買いましょう。一週間でできる!とか「出
ることだけ」みたいなのは割と怪しいです。


ノートに自分なりにまとめてみるなど、知識を
地道に自分のものにしていってください。


(2)過去問の演習を繰り返す
IPAのサイトから無料でダウンロードできます
し、アプリやサイトもあります。詳しい解説があ
る方がいいと思うので、有料無料、気に入ったも
のを探してみてください。

ちなみに、にしのクエストでも過去問解説をや
ってますよ!

ITパスポート4.0(改訂)について

これまでの出題範囲が拡充されて、新しい用語が
追加されることになりました。(削除はないので、
単純な増加ですね)2019年4月以降の試験か
ら順次です。


追加の用語がややテクノロジとストラテジに振り
分けが大きいのと、十分過去問から新しい用語を
類推できるため、難易度にそれほどの変更はない
ものと思われます。(新規に計算問題が出される
雰囲気でもない気がします)

試験範囲が広くなる分、問われる内容が若干知識
に偏るのでは?という予想はしてますが。


いずれにせよ、新たに勉強する人は対応した「テ
キスト」を購入するように。これまで勉強してき
た人は、さらっと内容を押さえておくのが良いで
すね。