にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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いよいよ4月から ITパスポート新カリキュラムで試験はこうなる?

久しぶりに、超久しぶりに資格ブログっぽい記事だ。

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ご存知のように、来年4月からアイパス4.0とか
称して新しいカリキュラムがスタートする。

それによって、試験がどう変化するのか。いち講師
として、予想してみたいと思う。

今のところ、試験が実施されていないため。信ぴょ
う性は大いに欠けるので、その辺はご容赦願いたい。

あくまで、私の妄想であり。参考程度といったとこ
ろで。お願いしたい。

新シラバス改訂の背景

すでに新シラバスの内容については連載でお知らせ
しているところだ。
※ メニューから、「新シラバスあいぱす4.0」を
 選び、記事を読んでくだされ。

AIやロボティクス。ビックデータやlot。さらにはド
ローンや自動運転技術まで。近年起こっている第4
次産業革命に対応したのが今回の改定だ。

シラバスはどうなる?

簡単にいうと、約80語がシラバスに追加される。

覚えておいて欲しいのは、シラバスから用語の削除
は一切行われておらず。これまでの試験範囲に単純
に追加されるということだ。

つまり、試験の範囲は単純に広くなり、難易度が上
がるということだ。じゃあ、4月までに取得した方
が得だね!そうかもしれないが、ちょっと待って欲
しい。

試験の難易度

とはいえ、IT人材育成の入り口ともいえるITパ
スポート(これも呼称変更されるかもだが)の難易
度を単純に上げはしないだろう。合格率はそう、変
わらずに推移させたい。そういう思惑は当然ある
思う。

ここで注目したいのは、追加される用語の割合だ。

テクノロジ系の強化?

いわゆるテクノロジ系の分野に対する追加が多い。
つまり、コンピュータ大好きな高校生や技術系が
有利に働く可能性がある。これまで鬼門だったス
トラテジは過去問に押し固められ、テクノロジは
新語中心に・・・なんていう妄想もできなくない。

また、シラバスが広くなるという事は1問1問の
レベルをあげると厳しくなるので、単純に知識量
を問うような、素朴な問題が多くなるのでは?
いうのが予想だ。

どうする?

配点や合格基準は変わっていない。テクノロジは
得意だが、マネジメントやストラテジで落とされ
るタイプなら、新語を学習して4月以降を狙うと
受かりやすい気もするが。問題が素朴なら、なお
のことだ。

とはいえ、こういう変化はゆっくりするもの。当
面は新語はあまりでないと思われるので、今まで
しっかり勉強してきた人も、4月にビビる必要な
どこにもないし、合格できると思う。

変化に惑わされず。自分の実力を十分考えて。し
っかり勉強して合格を掴み取ってほしい。