冬場の暖房費で、2万とかいく。北海道あるある。
あいぱすの平成30年春の問題を解いていきます。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。
問69
電子メールで使用されるS/MIMEの説明として、
適切なものはどれか。
ア Webサイト上で電子メールの送受信を行うこ
とで、利用者がWebブラウザから利用できる
サービスである。
イ 電子証明書を使用して、メールソフト間で電子
メールを安全に送受信するための規格である。
ウ メールサーバ間で電子メールを転送するための
プロトコルである。
エ メールソフトが電子メールを受信するためのプ
ロトコルである。
問70
ISMSにおけるリスク分析に関する記述として、
適切なものはどれか。
ア 異なる情報資産について、脅威と脆弱性のレベ
ルが同じであれば、その資産価値が小さいほど
リスク値は大きくなる。
イ システムの規模や重要度にかかわらず、全ての
リスクを詳細に分析しなければならない。
ウ 電子データは分析の対象とするが、紙媒体のデ
ータは対象としない。
エ リスクの内容は業界や業種によって異なること
から、対象とする組織に適した分析手法を用い
る。
問71
ノートPCやタブレット端末などに接続して利用す
る機能拡張用の機器であり、シリアルポートやパラ
レルポート、HDMI端子、LAN端子などの複数
種類の接続端子をもつものはどれか。
ア PS/2ポート
イ USBハブ
ウ 拡張スロット
エ ポートリプリケータ
問72
IPネットワークを構成する機器①〜④のうち、受
信したパケットの宛先IPアドレスを見て送信先を
決定するものだけを全て挙げたものはどれか。
①L2スイッチ
②L3スイッチ
③リピータ
④ルータ
ア ①、③
イ ①、④
ウ ②、③
エ ②、④
(解答と解説)
問69
MIMEは添付ファイルを扱うプロトコル。
Sがつくと、暗号化されます。
正解はイでよろしいかと。
問70
ア 異なる情報資産について、脅威と脆弱性のレベ
ルが同じであれば、その資産価値が小さいほど
リスク値は大きくなる。
小さくなりません?
イ システムの規模や重要度にかかわらず、全ての
リスクを詳細に分析しなければならない。
全ての、ならない。この記述でダメだとわかります。
ウ 電子データは分析の対象とするが、紙媒体のデ
ータは対象としない。
いえいえ、紙も立派な情報資産ですよ。
エ リスクの内容は業界や業種によって異なること
から、対象とする組織に適した分析手法を用い
る。
これが正解でしょう。
問71
ア PS/2ポート
懐かしいですね。マウスやキーボードはこれに接続
してましたよね。違います。
イ USBハブ
これだと、USBだけになってしまうのでは。
ウ 拡張スロット
パソコンにボードを差すところがあるのですが、あ
そこをいいます。最近使わなくなりましたね。
エ ポートリプリケータ
これが正解かと思います。消去法でしか見つけられ
なくて、しかも古い用語が多くて、難しいですね。
問72
宛先IPアドレスを見て送信先を決定するものだけ
なので、
①L2スイッチ
MACアドレスと物理ポートです。
②L3スイッチ
これは該当します。
③リピータ
信号を増幅する装置なので、違います。
④ルータ
これは該当します。
なので、正解はエですけど。ネットワークの7階層
がちゃんと頭に入ってないと難しくないですかね。
それでは、また次回!