にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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ネットワークスペシャリスト直前 午前2 よりぬき問題と解説 平成29年秋 問3 問4 問6 問8

 

昨年の午前2の難しかった問題をピックアップして
解いてみましょう。

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問3
二つのルーテイングプロトコルRIP-2とOSP
Fを比較したとき、OSPFだけに当てはまる特徴
はどれか。

ア 可変長サブネットマスクに対応している。
イ リンク状態のデータベースを使用している。
ウ ルーティング情報の更新にマルチキャストを使用
     している。
エ ルーティング情報の更新を30秒ごとに行う。


問4
IEEE802.1Qで規定されたVLANのVID
(VLAN Identifier)のビット長はどれか。

ア    8
イ 10
ウ 12
エ 16


問6
DNSゾーンデータファイルのMXレコードに関す
る記述のうち、適切なものはどれか。

ア 先頭フィールド(NAMEフィールド)には、メ
 ールアドレスのドメイン名を記述する。
イ プリファレンス値が大きい方が優先度は高い。
ウ メール交換ホストをIPアドレスで指定する。
エ メールサーバの別名を記述できる。

 

問8
IPv6のIPアドレスに関する記述のうち、適切
なものはどれか。

ア IPv4に比べてアドレスフィールドが拡張され
  たので、ルータでの中継処理の遅延が増加する。
イ IPアドレスは10進数を用いる表記が推奨され
     ている。
ウ 上位96ビットを全て1としたアドレスはIPv
     4射影アドレスとして使用される。
エ ホストはルータからの情報によって自分のIPア
     ドレスを自動設定できる。

 


(解答と解説)

問3

RIPは距離のみをルート選定の情報とします。
OSPFではルータのコスト情報をもとに、全体の
地図を作成し、ルート選定の情報とします。

ア 可変長サブネットマスクに対応している。

いわゆる/24みたいな表記のやつです。
これは両方が対応しています。RIPでは対応してませ
んが。2では大丈夫です。

イ リンク状態のデータベースを使用している。

これが正解です。


ウ ルーティング情報の更新にマルチキャストを使用
     している。

両方のプロトコルで使われてます。

エ ルーティング情報の更新を30秒ごとに行う。

OSPFはネットの構成になんらかの変更がない限
り行いません。


問4
VLANIDで作ることのできるネットワーク数が
4000くらい・・・と覚えていれば。2^12な
ので12・・・と導けます。正解はウです。


問6
MXレコードでは電子メールの送り先(サーバ)を
指定します。メールの送受信にはDNSのこのレコ
ードが必要です。

ア 先頭フィールド(NAMEフィールド)には、メ
 ールアドレスのドメイン名を記述する。

これが正解になります。


イ プリファレンス値が大きい方が優先度は高い。

小さい方が高いです。

ウ メール交換ホストをIPアドレスで指定する。

ホスト名で記述します。メールサーバの構成が変化
した(IPアドレスの変更)時、不便でしょうが!

エ メールサーバの別名を記述できる。
CNAMEですね。

 

問8

ア IPv4に比べてアドレスフィールドが拡張され
  たので、ルータでの中継処理の遅延が増加する。

チェックサム(誤り訂正)がなくなり、それほど遅
延しているとはいえないです。

イ IPアドレスは10進数を用いる表記が推奨され
     ている。

16進数表記です。

ウ 上位96ビットを全て1としたアドレスはIPv
     4射影アドレスとして使用される。

これ、うーん?ですが。違うようです。
射影アドレスは先頭の80ビットが0、1を挟んで、
16ビットにFを入れ、そのあとにIPv4を入れる
ようです。

エ ホストはルータからの情報によって自分のIPア
     ドレスを自動設定できる。

近隣探索といい、DHCPがなくてもIPアドレスが
割り当てられます。これが正解です。

以上です!