にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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応用情報はスゴイの話

「応用?たいしたことないじゃん」な生徒にこんな
話をしたことがある。

極端すぎる話なので、超たとえ話。笑い話として
んでほしい。

合格率20%ってことは、40人のクラスで8人合
格する試験ということだよね。5人に1人か。たい
したことないじゃん。

いやいやいや・・・

まず、40人のクラスがあるとする。ちなみにこの
クラスの平均の偏差値が50くらいとしておく。

で、全員が情報処理技術者試験をバリバリ勉強する
とする。

偏差値関係あるの?

まあ、たとえだから聞き流してくれ。っていうか、
その前提じゃないと合格率が微妙に使えない。あく
まで私(にしのF)の感覚だけども。

ITパスポートの合格率がこのクラスでは60%い
ける。なので、40人のうち24人はITパスポー
トを取得したことにする。(本当はもっと合格する
と思うけど)

さて、基本情報だが合格率は30%くらいとしよう。
さっきの24人の中から合格率が30%だから約7
名が合格するだろう。

え?40人の3割じゃなくて?

情報処理技術者試験では基本的に、下位の資格を合
格できない者が、飛んで上位の資格を合格するのは
稀だからな。

で、7名のうち応用情報に合格するのは20%、す
なわち1名ってことになる。

つまり、クラスに1人くらいってことか。

スペシャリストになると、だいたい2クラスに1名
いるかどうか。下手すりゃ6クラスとしても学年に
1人くらいかな。

応用情報は、偏差値50からって考えると、ざっく
りMARCHくらいの価値があるような気がする。

そもそも、比較すること自体がおかしい話だが、希
少性という意味では、まずまずじゃないかな。

応用情報、スゴイなあ。そう考えると。

うん、スゴイよ。(もっとほめて!)

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