今回紹介するのは、あの「逃げ恥」平匡さん取得してい
ることで一躍有名になりました!
データベーススペシャリスト試験(レベル4)です。
合格すると、先輩から「四天王ではわし(ES)の次の
実力者と目されておったが所詮その程度・・・不甲斐な
いやつだ。」といわれること請け合いです。
※何度もすみません。このシリーズが大好きなんです。
データベーススペシャリストは試験要綱で最適な情報シ
ステム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守におい
て中心的な役割を果たす、とされています。
データベースではオラクルなどの民間資格も重要視され
ていますが、高度な専門知識を証明する資格としてスペ
シャリストの存在も大きいものです。
頭のなかにデータベースをインストールして、取得を目
指しましょう。
基本データ
データベーススペシャリスト試験(レベル4)
実施時期
春試験のみ(4月第3週実施)
試験時間
午前1 多岐選択式 30問(50分)
午前2 多岐選択式 25問(40分)
午後1 記述式 3問 2問解答(90分)
午後2 記述式 2問 1問解答(120分)
※午前1は免除あり
免除の条件
・応用情報、他のスペシャリスト合格者
(合格証書の番号が必要)
・他のスペシャリスト午前1合格者
(午前1通過者番号が必要)
・情報処理安全確保支援士試験合格者
(合格証書の番号が必要)
については、以降2年間午前1が免除されます。
合格基準と配点
午前 全体の60%以上の得点
午後 全体の60%以上の得点
※午前午後ⅠⅡそれぞれに合格しないと、以降の採
点はされません。
合格率
約15%程度
※発表は試験から約2ヶ月後。
分析
試験について
午前・午後の試験問題冊子は当日公式で発表になり
ます。ですが、解答例は午前1と2のみです。
午後の解答例は別の日になります。
※約1ヶ月先です。
そのため、2chでの答え合わせ大会や専門学校の
解答速報などをみんな、見に行きます。楽しいです。
ボーダーライン上にいる人にとっては合格発表まで
の2ヶ月間はモヤモヤした日々が続きます。
1年に一度なので、落ちたときのダメージもそれな
りに大きいのですね(涙
午前問題について
午前1は高度試験共通です。応用情報から来る人は
免除になっていることも多いと思います。内容は応
用情報の午前問題レベルが同じものです。
午前2になると、ようやく分野別の問題になります。
過去問からの出題率が約5割程度ありますので。過
去問をしっかり勉強しましょう。(データベースは
過去問からの流用がやや少ない印象です。)
午後問題について
他のスペシャリストと同じですが、午後1では長文
3題から2問を選択します。選択による難易度にそ
れほど差はでませんが、とにかく時間がありません。
すばやく、的確な回答を導き出す必要があります。
問題に出題傾向が若干見られますが、山を張るのは
危険です。まんべんなく勉強するようにしましょう。
特に、難易度は過去問と変わらないので、過去問が
完ぺきにできるかが重要かと思われます。
同様に、午後2はボリュームがあり、午後1の2問
を合体させたような問題で1問選択といった感じで
す。こちらは、時間的にはやや余裕はあるのですが
。長文を理解し、正答を導いていくには集中力と持
続力が高いレベルで求められます。
データベーススペシャリストは他のスペシャリスト
と違って、解くというよりは作業する感じが近いか
もしれません。頭のなかにあるデータベースソフト
を使いながら(笑 ガシガシ解いていく感じで、知
識ももちろん必要なんですが、手を動かすイメージ
で良いかと思います。
対策・勉強法など
これまでのものと共通しますが、
・専門的な知識が求められる。幅広く深く勉強する。
・午前2はどの過去問も正答率90%以上を目指す。
・午後は記述式です。「書く」練習が必要になりま
す。正確に知識を速く書き出す訓練を!特に漢字
やスペルミスは絶対にしない。
・午前が理解できていないと午後は解けない。午後
の苦戦を意識している人は午前の勉強で基礎知識
をしっかり習得する。午後の空欄穴埋めはほぼ、
出来て当然と考えるべし。
・午後問題は作業量こそ命。過去問を繰り返し、集
中して問題を解く訓練をしよう。