資格辞典、今回は本来一番最初にやるべきだったっ!
ITパスポート試験(レベル1)です。
ITパスポートはIT業界で働く基礎となる知識を有
することを証明する資格です。試験内容は基礎的なも
ので、誰もがチャレンジし合格することができます。
※最年少合格はなんと9歳!小3?小4ですよ!
まさしくIT業界への入門編となる資格で、毎週土日
や夜間に実施するなど社会人や学生も受験しやすい資
格であるといえます。
また、合格後はこの勉強をベースにして。ほんのちょ
っと(!?)頑張れば「基本情報(レベル2)」にチ
ャレンジすることができます。
基本情報を狙っている人も、一度ITパスポートを目
標に勉強・合格し、それからさらに勉強していくと次
を狙いやすいといえます。
学生の皆さんは大学や専門学校などの入試に有利に働
いたり、就職の要件にされている企業もあるので。ぜ
ひ活用してもらいたいものです。
基本データ
ITパスポート試験(レベル1)
実施時期
各週実施
※全国の指定された会場を選んで受験できます。
※試験の申込みは前日の正午までできます。
試験時間
多岐選択式 100問(120分)
合格基準と配点
全体の60%以上の得点かつ
3分野の得点が全て30%以上であること
合格率
約50%程度
※試験後、すぐ合否判定。
賞状・官報掲載は約1ヶ月後。
分析
試験について
問題は持ち帰ることができず、また試験内容は公表
されません。※過去問として公開されているのはあ
くまで例の一つです。CBT(コンピュータ)によ
る実施なので、1人1人同じレベルで違う試験が実
施されていると思われます。もちろん、2回目は1
回目と違う問題です。
試験中は、計算用紙と筆記用具が貸し出されますが、
その他のものは持ち込むことができません。
採点についてですが、1問あたりの点数が全て同じ
点数ではないようです。これについては公表されて
いませんが、気にする必要はないと思います。
問題について
おおよそ、ストラテジが35、マネジメントが20、
テクノロジが45の割合で出題されます。
過去問の比率は全体の5割程度です。
ネット・セキュリティ範囲については特に比率が高ま
っている傾向にあります。要注意です。
計算問題も一定数出される傾向にあります。この対策
も重要です。
対策・勉強法など
・初学者は範囲の狭い「マネジメント」から勉強して
みよう。
・過去問を繰り返すこと。CBTも本番前には必ずや
ってみること。
・苦手なものを作らないよう、広く勉強する。
・知らない用語の意味は徹底的に勉強して覚えること。
・過去問は正答率90%以上を目指す。