ここまでいけたら、
たいしたものです。
今日はレベル3、応用情報処理技術者です。
業界でも、このへんまでくればSEとして知識は一人
前ですし。扱いも変わってくるはずです。
基本情報ども(笑 を引き連れて、リーダーシップを
もってお仕事をする立場になります。
「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能
をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」
と、シラバスにあるとおりですが。この先のスペシャ
リストへの登竜門として。マイルストンな資格となっ
ています。
そのため、難易度は高く。落ちる人は本当に落ち続け
ます(涙 なかなか厳しい資格です。
基本データ
応用情報技術者試験(レベル3)
実施時期
春( 4月第3日曜日)
秋(10月第3日曜日)
試験時間
午前 多岐選択式 80問(150分)
午後 記述式 11問
5問解答(150分)
※レベル3にして初の記述式です!
合格基準と配点
午前 全体の60%以上の得点
午後 全体の60%以上の得点
合格率
約21%程度
※発表は試験から約2ヶ月後。
分析
試験について
基本情報と違って、午前・午後の試験問題冊子は当
日公式で発表になります。ですが、解答例は午前の
みです。午後は別の日になります。※公式解答は約
1ヶ月位先です。そのため、2chでの答え合わせ
大会や専門学校の解答速報などをみんな、見に行き
ます。ボーダーライン上にいる人にとっては合格発
表までの2ヶ月間はモヤモヤした日々が続きます。
スペシャリストも、そうなので練習みたいなもんで
すかね。
午前問題について
80問の150分と、かなり長丁場です。かつ、問
題の難易度もさすがに高く、過去問からの出題比率
も約5割程度と。難しい試験になっています。
新傾向の問題は主にスペシャリストからの流用だっ
たりしますが、なにせスペシャリストは数多いので
対策はかなり難しいです。
全範囲において深い知識の理解が必要になります。
「午前でよく落ちる試験」であるといえます。
午後問題について
11問中5問の選択となっています(平成27年度
から)ですが、基本でも書きましたが基本以上にジ
ャンルによって難易度に上下があり。何を選択した
かによって、有利不利があります。
いかに、その問題の難易度を判断し、何を選び何を
捨てるかで合格が決まりますが、150分はそれを
判断するのにはあまりにも短く。結局のところ、オ
ールラウンダーであることが勝利への最短距離であ
ったりします。
対策・勉強法など
これまでのものと共通しますが、
・山を張る戦略ではなく、幅広く勉強すること。
・午前はどの過去問も正答率90%以上を目指す。
・午後は記述式です。「書く」練習が必要になりま
す。正確に知識を速く書き出す訓練を!
・午後の対策は時間がかかる。午前が理解できてい
ないと午後は解けない。午後の苦戦を意識してい
る人は午前の勉強で基礎知識をしっかり習得する。
・午後問題の過去問はニガテだからと言って逃げな
い。同じ問題が出てきたら(そんなわけないけど)
できるレベルにしましょう。
・余裕があれば、スペシャリストの午前問題をやる
こと。IPA発行の関連文献を読んでおきましょ
う。