にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20240615101703

まいにちあいぱす 令和5年度問題解説 問46 問47 問48

情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和5年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問46
ITサービスに関する指標には、ITサービスが利用できなくなるインシデ
ントの発生間隔の平均時間であるMTBSI(Mean Time Between Service
Incidents)があり、サービスの中断の発生しにくさを表す。ITサービス
においてMTBSIの改善を行っている事例として、最も適切なものはどれ
か。

ア インシデント対応事例のデータベースを整備し、分析することによ
  って、サービスの中断から原因究明までの時間の短縮を図る。
イ サービスのメニューを増やすことによって、利用者数の増加を図る。
ウ サービスを提供しているネットワークの構成を二重化することによ
  って、ネットワークがつながらなくなる障害の低減を図る。
エ ヘルプデスクの要員を増やすことによって、サービス利用者からの
  個々の問合せにおける待ち時間の短縮を図る。


問47
あるホスティングサービスのSLAの内容にa〜cがある。これらと関連す
るITサービスマネジメントの管理との適切な組合せはどれか。

a サーバが稼働している時間
b ディスクの使用量が設定したしきい値に達したことを検出した後に、
  指定された担当者に通知するまでの時間
c 不正アクセスの検知後に、指定された担当者に通知するまでの時間


問48
システム環境整備に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合
せはどれか。




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まいにちあいぱす 令和5年度問題解説 問43 問44 問45

情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和5年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問43
ソフトウェア導入作業に関する記述a〜dのうち、適切なものだけを全
て挙げたものはどれか。

a 新規開発の場合、導入計画書の作成はせず、期日までに速やかに
       導入する。
b     ソフトウェア導入作業を実施した後、速やかに導入計画書と導入
       報告書を作成し、合意を得る必要がある。
c ソフトウェアを自社開発した場合、影響範囲が社内になるので導
  入計画書の作成後に導入し、導入計画書の合意は導入後に行う。
d 本番稼働中のソフトウェアに機能追加する場合、機能追加したソ
  フトウェアの導入計画書を作成し、合意を得てソフトウェア導入
  作業を実施する。

ア a、c
イ b、c、d
ウ b、d
エ d


問44
A社のIT部門では、ヘルプデスクのサービス可用性の向上を図るために、
対応時間を24時間に拡大することを検討している。ヘルプデスク業務
をA社から受託しているB社は、これを実現するためにチャットボット
をB社に導入して活用することによって、深夜時間帯は自動応答で対応
する旨を提案したところ、A社は24時間対応が可能であるのでこれに合
意した。この合意に用いる文書として、最も適切なものはどれか。

ア BCP
イ NDA
ウ SLA
エ SLM


問45
プロジェクトマネジメントでは、スケジュール、コスト、品質といった
競合する制約条件のバランスをとることが求められる。計画していた開
発スケジュールを短縮することになった場合の対応として、適切なもの
はどれか。

ア 資源の追加によってコストを増加させてでもスケジュールを遵守す
  ることを検討する。
イ 提供するシステムの高機能化を図ってスケジュールを遵守すること
  を検討する。
ウ プロジェクトの対象スコープを拡大してスケジュールを遵守するこ
  とを検討する。
エ プロジェクトメンバーを削減してスケジュールを遵守することを検
  討する。

 

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まいにちあいぱす 令和5年度問題解説 問40 問41 問42

情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和5年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問40
ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として、最も適
切なものはどれか。

ア 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために、開発
  側が要件定義段階でプロトタイプを作成する。
イ 開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、シス
  テムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き
  渡す。
ウ 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入
  れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟
  に対応する。
エ 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによっ
       て、生産性と信頼性を向上させる。

 

問41
次のアローダイアグラムに基づき作業を行った結果、作業Dが2日
遅延し、作業Fが3日前倒しで完了した。作業全体の所要日数は予
定と比べてどれくらい変化したか。


ア 3日遅延
イ 1日前倒し
ウ 2日前倒し
エ 3日前倒し


問42
ソフトウェア開発における、テストに関する記述a〜cとテスト工程
の適切な組合せはどれか。

a 運用予定時間内に処理が終了することを確認する。
b ソフトウェア間のインタフェースを確認する。
c プログラムの内部パスを網羅的に確認する。



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