にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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あいぱす4.0 新しいことば(9) ワイヤレス給電 ロボットクラウドなど

ITパスポート4.0は、新しいシラバスに出てく
る新出用語にスポットをあてる連載。


新しい用語に、なまらドキドキ・ワクワクしてみな
いかい?


なお、このシラバスは来年の4月から順次採用予定。
現行の試験とは関係がありません(たぶん)ですの
で、そこんとこヨロシク。

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ワイヤレス給電
金属接点やコネクタなどを介さずに電力を伝送するこ
とをいいます。コンデンサの共振によって充電を可能
としますが、充電できるデバイスと充電元の距離によ
り効率が変わることや、規格が複数存在していること。
また、誤った機材を充電した場合。機材を損傷する危
険があることなどから普及にはもう少し時間がかかる
かもしれません。が、iPhoneにはもう搭載されている
技術でもあります。

ロボットクラウドサービス
ロボット1台の性能や記憶容量では使用できるAIに
限度がありますが、AIをクラウド化することによっ
てより多くのデータを解析したAIから適切な命令を
導き出すことができます。クラウドロボットも同義で
す。

インダストリー4.0
サイバーフィジカルシステムというものを導入して、
生産性を向上させることを目的としています。これま
での生産の効率化に加えて、機器の故障をビックデー
タで予知するなど、より精度の高い保守を行うことが
できます。

以下の4つの原則があります。
・相互運用性
 デバイスや人同士が相互に通信しあって運用する。
・情報の透明性
 システムがセンサデータに基づいて世界を仮想化。
・技術的アシスト
 人間が行うのに困難なものを補助する。
・分散的意思決定
 なるべく自分で考え、自律的に意思決定する。

スマートファクトリー
上のインダストリ4.0を具現化した形で、センサや
設備を含めた工場内のあらゆる機器をインターネット
に接続して、設備を運用することをいいます。

それじゃ、今日はこのへんで。へばなっ!