にしのＡは資格学校元講師。にしのＦは現役で生徒を
指導しています。
長年やっていると「上手くいく」タイプの生徒さんと
「厳しいかな」というタイプの生徒さん。わりと見分
けがつくようになってきました。
こういう子は合格する！はわりとよくあると思うので、
そんな２人からみた。「うーん」なタイプを自戒をこ
めつつ、書いてみました。
怒らないで読んでね。
話を聞けない
「ふうん、この程度のことね。」みたいに見下す人。
で、そこからの話は一切聞かない。本当にわかってる
場合もあるのですが。大抵は、上辺だけで本当には分
かっていないパターンが多く見られます。
知ったかぶりをする
優秀な技術者ほど。才能のある人ほど。偉い人ほど。
「えっ？それ何？知らない！教えて！」ってよく言い
ます。めっちゃくちゃ年下でも腰を低く聞きます。
情報の世界は広くて深いです。その全てを把握するこ
とは、個人ではどだい無理な話。できる人は、知って
いる人から効果的に情報を引き出して、活用する力が
あります。「できない」「知らない」を恥ずかしがら
ず「知りたい」「教えて」を言えるかが、天才と凡人
の境目です。
これ、書けば簡単ですがやるのは難しいんですよね。
「知ってる」「知らない」が勝ち負けではない。プラ
イドとは関係ない。ことが、分かっていながら行動で
きない。
素直じゃない
「あーあー、そういうことね。」人の話を最後まで聞
かず自分なりに理解したつもりになっている人。上の
やつとも似てますが、この「自分なりに理解」してる
のが厄介。文字通りに受け取らず、自分で曲解して覚
えているので、あとで違うよって言っても怒るんです
よね（笑
できる人ほど、スポンジのように情報をそのまま吸収
します。自分なりの解釈って余計になりがちです。
一気にやろうとする
１日４時間勉強する人よりも、１日３０分×１週間勉
強する人のほうが合格しやすいです。勉強は瞬発力で
はなく継続力です。少しの努力を毎日繰り返すことで
知識は定着します。
欲張り
これ、一概に「やめたほうが良いよ」って言いにくい。
だって、本人はやる気満点で。あらゆることをやろう
とする。それ自体は悪いことじゃないから（笑
俺、簿記もコンピュータも漢検も英検も頑張る！みた
いなタイプ。嫌いじゃないけど上手く行かないですね。
経験上、マルチタスクは１０人に１人の才能かと思い
ます。ひとつひとつ集中して丁寧に。ハードルは一つ
一つこえましょう。
