にしのくえすと

情報処理技術者試験のお勉強ブログ


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あいぱすくえすと シーズン2(7)ビーフビーフタレ

ITパスポート試験(あいぱす)に関わる、情報処理の
基礎の基礎を面白く楽しくお話しする連載です。超初心
者に向けて、頑張ってやさしく書いています。これをき
っかけに。もっと知りたい!面白っ!そんな気持ちにな
ってくれたら、うれしいな!

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今回は「稼働率」のお話です。


この世は盛者必衰。機器にも故障はつきものです。しか
し、故障したおかげで大事なデータが吹き飛んだら、そ
の損害は膨大なものになります。


また、システムが使えないことでお客さんに迷惑をかけ
てしまったら、企業は信頼を失いかねません。

そんなことから機器が故障しても規模を縮小して運転で
きるようにする設計が生まれました。

これをフォールトトレラント(耐故障性)といいます。


また、この考え方の一つとして。
故障しても、安全が確保されるようにすることを「フェ
ールセーフ設計」といいますし、故障しても運転を継続
することを求める「フェールソフト設計」という考え方
もあります。

稼働率

稼働率は、装置が故障せず動き続ける時間を求めるもの
で数字が大きければ大きいほど安定した装置であるとい
えます。

稼働率の計算には、


MTBF(平均故障間隔)何時間に1回故障するのかを
表す指標(大きければ大きいほどいい)

MTTR(平均修理時間)故障したときに何時間で修復
できるかを表す指標(小さければ小さいほどいい)

を使います。


これら2つを使って稼働率を計算するときの公式は

=MTBF/MTBF+MTTR

となります。


作者は
「ビーフ÷ビーフ+タレ(TR)」
などと教えてます。

たとえば、200時間連続で故障しないものの修理に5
0時間かかる装置の稼働率は。

200/200+50

なので、

0.8

稼働率は80%であることが示されます。


直列と並列

装置の稼働率が分かったら、システムでの組み合わせで
さらに全体の稼働率も求めることができます。

問題はそのつながり方です。

直列の場合
装置Aの稼働率×装置Bの稼働率


並列の場合

1-(1-装置Aの稼働率)×(1-装置Bの稼働率)


このような公式を使って求めることができます。

例題

装置Aが稼働率0.9、装置Bが稼働率0.8のとき。
直列と並列の稼働率をそれぞれ求めなさい。

こたえ 

直列
0.9*0.8=0.72 なので 72%

並列 
1-(1-0.9)*(1-0.8)
 =1-0.1*0.2 
 = 0.98 なので 98%

装置は直列につなぐより、並列に繋いだほうが稼働率
上がります。わかりやすいですね。

さて、次回は「コストの見積もり」についてお話します。

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