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情報処理技術者試験のお勉強ブログ


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23日から25日のあいだは特別編成です

にしのF長期出張+にしのA里帰りのためお休みいただきます。
※twitterはやってます。

「あいぱすクエストりたーんず」と題して、ITパスポートの
過去の記事を再編集しつつご紹介するスタイルでお届けします。

26日通常営業の予定です。よろしくお願いします。

なんでもできるぞ?スクラッチ!

昔話だ

数年前、正規の講師だった時代のお話。scratchという教育用のプロ
グラミング言語を体験した学生たちが詰め寄ってきた。

「先生、全部スクラッチで良くないですか?JavaScriptやC++よりも
 全然簡単で、色々なことが出来ます。こっちを専門に勉強したいで
 す。」

私は偏頭痛を覚え、その場に倒れそうになった。こいつら・・・。

別にアンチじゃない

スクラッチはアルゴリズムやプログラミングの基礎的な考え方を学ぶ
には非常に優れていると思うよ。特に、キーボードを叩かなくてもプ
ログラミングできるんで、幼稚園・小学校にはうってつけだろうね。

要するにこういうビジュアルな、ブロックプログラミングは「プログ
ラミングが見える」っていうのがいいところなのよ。

今もプログラミング教育をどうするか→スクラッチってなぐあいに、
おそらく小学校での必修化はこれをベースにやるだろうね。

ただ、残念ながらスクラッチで全てが解決できるわけではない。よっ
て、プログラミングを学ぶにはこれでは不十分なんだ。

専門的にいうと

スクラッチの欠点は。
・オブジェクト指向ではないこと。
・実際のプログラミングの延長線上にないこと。
・実行ファイルが生成できないこと。(できるけどさ)
だと思います。

わかりやすく

・オブジェクト指向ではないこと。
正確には疑似オブジェクト指向ともいえるだろうが。派生クラスとか
そういうのがないので、プログラミング言語としては結局のところめ
んどくさくなる。つまり、同じものをいくつも作ったり。似たものを
たくさん作るのがニガテってことです。今の言語はそれが主流だよっ
てことで。

・実際のプログラミングの延長線上にないこと。
これが最大の欠点とも言えるんだけど。コレが出来たからと言って、
実際にプログラミングできるかといえば、そうじゃないところ。

結局、C++はイチから始めなきゃならないのは一緒なのだ。

・実行ファイルが生成できないこと。(できるけどさ)
完成させて、それがあちこちで走るものではないので。満足感という
か作品として成立した感が乏しいということ。やりっぱなしで終わる
かな?というのはある。「できるけどさ」は無理やりに出来るという
意味です。

要するに

プログラミングを学ぶっていうのは、いずれ、やがて、コードを書く
ことになる。スクラッチ以上のことを、現実のプログラミングに踏み
出す以上は。

現在、プログラミング教育はコードの書き方を学ぶことからまだ逃れ
られない(たぶん、当分ね)


ゆえに、スクラッチはあくまで導入で、その先を見せてやらんとダメ
っていうこと。そして、コードを書くといかにスクラッチが不自由か
気がついちゃう。なんでも出来るのは、まだコードなんだよなあ。

学生さんたちにはオブジェクト指向について教えた後。そんな話をし
た。分かってくれたかは謎だったが。

やがて、コードを書くことを。ビジュアルで表示しながら楽しく学ぶ
ような教材が出てくると思うよっ。

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